どーーーもーーー!
アスレティックトレーナー あたかゆうすけです。
スポーツ中の デッドボールや接触プレー、転倒時の頭部打撲——「意識があるから大丈夫」と思っていませんか?
特に ジュニアアスリートは頭部を打つ機会が多く、脳震盪のリスクが高い ことをご存じでしょうか?
成長段階の脳は衝撃に弱く、一度のダメージが学業やスポーツパフォーマンスに長期的な影響を与えることもあります。
今回は、脳震盪のリスクと、専門的な評価方法(SCAT・VOMS)、そして競技復帰までの流れ について解説します。
【ジュニアアスリートは要注意!】頭を打ちやすいスポーツシーン
⚾ 野球:デッドボールやスライディング時の接触
✔ 投球が頭部に直撃(ヘルメットに当たっても衝撃は吸収しきれない)
✔ スライディング時に相手選手の膝が頭に当たる
✔ フライを捕る際に味方と激突
ジュニア野球では、動きの予測が不十分なため避けられない衝突が起きやすいです。
⚽ サッカー:ヘディングや相手選手との接触
✔ 競り合いで頭同士がぶつかる
✔ 転倒時に後頭部を地面に強打
✔ ゴールキーパーと衝突
ジュニアサッカーでは、首や体幹の筋力が未発達なため、軽い接触でも脳にダメージを受けるリスク があります。
🤾♂ バスケットボール・ラグビー・陸上競技
✔ リバウンド時に相手の肘が頭に当たる(バスケ)
✔ タックル時に頭から地面に落ちる(ラグビー)
✔ ハードル転倒時の頭部打撲(陸上)
ジュニアのうちは、転倒時の受け身が十分に取れないことも多く、頭部への衝撃がダイレクトに加わる可能性があります。
もし、あなたの近くで頭を打った時、すぐに診てもらえる専門の医師はいますか?
ジュニアのスポーツでは、頭を打つ機会が大人より圧倒的に多い のが現実。
もし、お子さんやチームメイトが頭を強く打ったら、すぐに脳震盪を診てもらえる医師やトレーナーはいますか?
✅ チーム内で脳震盪の評価ができる人はいるか?
✅ 脳震盪を診てくれる病院を事前に知っているか?
✅ 「とりあえず大丈夫そう」と自己判断していないか?
脳震盪は、適切な対応をしないと 脳にダメージが蓄積し、学業や将来のスポーツパフォーマンスに影響する こともあります。
「様子を見よう」「プレーを続けよう」と軽く考えず、専門の評価を受けられる環境を整えておくことが大切 です。
SCAT(スキャット):脳震盪のチェックリスト
SCAT(Sport Concussion Assessment Tool) は、スポーツ現場で用いられる脳震盪の評価ツール。
医師やトレーナーが、以下の項目をチェックしながら評価します。
SCATの主な評価項目
✅ 症状の確認(頭痛、めまい、吐き気 など)
✅ 認知機能テスト(記憶力、集中力、言葉の復唱 など)
✅ バランステスト(片足立ち、目を閉じての動作 など)
✅ 神経学的検査(目の動き、反射、筋力 など)
VOMS(ヴォムス):目の動きで脳震盪を評価
脳震盪があると、目の動きや前庭機能(バランス感覚)が乱れる ことが多く、VOMS(Vestibular/Ocular Motor Screening) を使うと、より正確な評価が可能です。
VOMSでチェックする項目
✅ 目の動きの異常(眼球のスムーズな動き・焦点の調節)
✅ バランス感覚のテスト(視線を動かした際のふらつき)
✅ めまい・吐き気の有無
この検査で問題が見つかると、脳震盪の可能性が高く、適切な休養とリハビリが必要 になります。
競技復帰までの流れ
脳震盪を起こした場合、無理にプレーを続けると回復が遅れたり、さらなる脳損傷のリスクが高まります。
競技復帰は 段階的に 進めることが大切です。
📌 ステップ1:完全休養(24~48時間)
✔ まずは 完全な身体的・精神的休養 を取る。
✔ スマホやテレビ、勉強も脳に負担をかけるため最小限に。
✔ 頭痛やめまいなどの症状が消えるまでは、スポーツはもちろん、軽い運動も禁止。
📌 ステップ2:軽い運動開始(症状なしの場合)
✔ 軽いウォーキングやストレッチ など、負荷の少ない運動から開始。
✔ 頭痛やめまいが出ないかをチェック。
✔ もし症状がぶり返したら、すぐに運動を中止し、再び休養を取る。
📌 ステップ3:軽いスポーツ動作の再開
✔ ジョギングや軽い体幹トレーニングを試す。
✔ ボールを使わない動作(素振り、軽いランニングなど)を段階的に行う。
✔ まだ対人プレーは禁止!
📌 ステップ4:スポーツ特有の動作を再開
✔ パス練習やキャッチボールなど、スポーツ特有の動作を加える。
✔ ただし、まだ接触プレーや試合はNG。
✔ 医師やトレーナーのチェックを受けながら進める。
📌 ステップ5:対人プレーの復帰
✔ チーム練習に部分参加し、対人プレーを試す。
✔ ここで問題がなければ、試合への復帰を検討。
✔ 最終的には医師・トレーナーの許可 が必要。
📌 ステップ6:競技完全復帰
✔ すべてのプレーに問題がなければ、正式に復帰。
✔ ただし、しばらくの間は無理せず慎重にプレーすることが重要!
ジュニアアスリートを守るためにはこれらのステップを専門家と一緒に確認しながらすすめていくことをお願いしています。
まとめ:ジュニアアスリートの脳震盪は甘く見ない!専門家の診察を受けよう
✅ ジュニアアスリートは頭部を打つ機会が多い
✅ 「意識があるから大丈夫」は間違い!SCAT・VOMSでしっかり評価
✅ 少しでも異変があれば、すぐに医師の診察を受ける
✅ 競技復帰は段階的に進め、焦らず慎重に!
そして、万が一のときに頼れる医師やトレーナーが近くにいるかを、今一度確認しておきましょう!
もし「どこに行けばいいかわからない」という場合は、早めに相談しておくことをおすすめします。
いつも、ありがとーーーございます!
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