伝わるコーチング Vol.2 選手が伸びるのは、“褒めすぎ”でも“叱りすぎ”でもない!

トレーナー向け

🏷 伝わるコーチング Vol.2

褒めすぎNG?叱りすぎNG?選手が伸びる“ちょうどいい”バランス


どーーーもーーー!
アスレティックトレーナー あたかゆうすけです。

前回の「後出し指摘」についてのブログ、
たくさん反響いただきました!ありがとうございます。

さて今回は、トレーナーや指導者なら一度は迷うテーマ、
「褒め方と叱り方のバランス」についてお話しします。


■ 褒めれば伸びる?それとも厳しくするべき?

こんな疑問、ありませんか?

  • 褒めると調子に乗っちゃいそう…
  • 甘くすると真剣にやらなくなるんじゃ?
  • でも、厳しく言うと落ち込んじゃう…

正直、「褒め方」「叱り方」に正解はありません。
でも、選手の状態や目的に合わせた“伝え方の順番”と“トーン”はあるんです。


■ ポイントは「事実 → 気づき → 感情」

たとえば、ある動作が上手くいったとき。
いきなり「すごい!ナイス!」よりも、まずは…

  1. 事実:「今のステップ、前より速くなってたね」
  2. 気づき:「どうして速くなったと思う?」
  3. 感情:「その意識、すごくいいよ。成長してるね」

この順番で声かけすると、
「認められた実感」と「自分で考える力」が育ちます。


■ 叱るときも、「人格」ではなく「行動」に

叱る=悪いこと、ではありません。
ただし注意したいのは…

  • 「なんでできないの?」ではなく
  • 「○○が足りなかったね、次はこうしてみよう」

というふうに、“人”ではなく“行動”に焦点を当てること。

これだけで、選手は自分を否定されたとは感じにくくなります。


■ 最後はやっぱり“好き”で終わる

どんなに厳しい場面でも、
「また明日も頑張りたい」って思ってもらえる関わり方が大切です。

選手がプレーを「好きでいられる」ことが、
一番の成長エネルギーになるから。


ケガで終わるか、整えて伸びるか。

伝える力も、“選手を整えるスキル”の一部です。
次回は「プレー中に声をかける?かけない?」というテーマでお届け予定!


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いつも、ありがとーーーございます!

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