伝わるコーチング Vol.1 選手の心に届くのは、“ミスの後”じゃなく“前のひと言”

トレーナー向け

🏷「伝わるコーチング」シリーズ Vol.1

後出しばかりの指摘は、選手の心を閉ざす。


どーーーもーーー!
アスレティックトレーナー あたかゆうすけです。

今回は、トレーナーさんや指導者の方に向けて。
選手に“伝わる”関わり方についてのお話です。


■指摘されたくてスポーツしてるわけじゃない

選手たちは、上手くなりたくて練習してる。
でも、それ以上に「楽しいからやってる」って気持ち、忘れちゃいけないと思うんです。

でも現場では、
・「あれができてない」
・「今の違う」
・「なんでそうなるの?」
と、“後出しで指摘ばかり”になってしまうこと、ありませんか?


■「言ったのに」は、言ってないのと一緒

例えば、練習の終盤になってから
「最初からこうしてほしかった」
「このフォームじゃ意味ない」
……と言われたら、選手のモチベーションは下がる一方です。

これは、コーチやトレーナーが選手の“準備不足”を責めているようで、
実は“伝えるタイミング”を逃しているだけ
かもしれません。


■先に伝える=選手を信じている証拠

先にアドバイスをもらった選手は、
「任されている」
「チャレンジしていいんだ」
と感じます。

その安心感が、プレー中の思い切りや創造性につながる

「伝えるタイミング」で、選手の未来は変わります。


■今日からできる“伝わる関わり方”

  • 一度に言いすぎない(あれもこれも、は結局どれも響かない)
  • ポジティブな声かけをまず一言
  • 指摘は事前に「こうなりがちだから注意しよう」と伝えておく
  • 終わった後には「よく頑張ったね」で締めくくる

選手にとって、あなたの言葉が「プレゼント」になるように。


差がつくのは、気づいた今から。

“正しい”じゃなく、“伝わる”コーチングを。
次回は「褒め方・叱り方のバランス」についても触れていこうと思います!


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いつも、ありがとーーーございます!

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