どーーーもーーー!
アスレティックトレーナー あたかゆうすけです。
今回は、「ゴルフや野球など、回旋動作の多い競技で必要な“捻転差”」についてのお話です。
✔️ そもそも“捻転差”ってなに?
聞き慣れない方もいるかもしれませんが、「捻転差(ねんてんさ)」とは、
上半身(胸郭や肩甲帯)が回る角度と、下半身(骨盤や股関節)が回る角度の“差”のこと
です。
この“差”が生まれることで、筋肉や筋膜、関節にしなり(ストレッチ)が生まれ、その反動で大きな力を一気に開放することができるんです。
ゴルフで言えば、トップの位置からの切り返し。
野球で言えば、ピッチャーの投球やバッターのスイング。
すべて「捻転差」があることで爆発的なパワーが発揮されています。
✔️ 捻転差がある vs ない どっちが有利?
✅ 捻転差があると…
- ボールを遠くに飛ばせる
- 投球スピードが上がる
- 無駄な力を使わずに大きなパワーが出せる
- 体幹主導で動けるからケガのリスクが減る
❌ 捻転差がないと…
- 上半身と下半身が一緒に回ってしまい、力が逃げる
- 腕や肩だけに頼った動きになる
- 腰や背中を痛めやすくなる
- フォームが安定しない
✔️ 捻転差を生むための土台は「分離」と「連動」
捻転差を作るためには、体幹の可動性と安定性、そして上下半身の“分離”が必要不可欠です。
- 胸郭と骨盤を別々に動かす練習
- 背骨(胸椎)の柔軟性
- 股関節まわりの可動性
- 体幹の固定力(コア)
このあたりがシリーズの次回以降のテーマになります。
✔️ こんな人は要注意!
- フォームを直しても飛距離が伸びない
- 肘や肩の痛みが治っても再発する
- ウェイトトレーニングで筋力がついても球速が上がらない
↑これ、すべて「捻転差がない」ことで起きているかもしれません。
🧭 今後のシリーズ予定(予定タイトル)
- 今回:「“捻転差”とは?ゴルフ・野球・回旋系スポーツのキモ」
- 「胸郭が動かない人は損をする!捻転差に効くストレッチと習慣」
- 「骨盤がロックしてる!? 下半身主導の動き方トレーニング」
- 「体幹を締めるな、使え!コアの固定と連動のコツ」
- 「競技別:ゴルフ編・野球編 捻転差を活かす応用トレーニング」
🏁まとめ
「捻転差」は、一流選手の動きを見ていると当たり前にあるように見えますが、それを“自然に”できるかどうかが大きな差になります。
そしてこれは、鍛えれば誰でも改善できます。
差がつくのは、“気づいた今から”
あなたの競技パフォーマンスは、まだまだ伸びます!
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いつも、ありがとーーーございます!
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