オスグッド対策完全ガイド!「成長期の膝の痛み“オスグッド”を繰り返さないために」

ジュニアアスリート

どーーーもーーー!

アスレティックトレーナー あたかゆうすけです。

今日は、成長期のスポーツ少年少女にとって避けて通れないかもしれない「オスグッド」について書いていきます。

「オスグッドって何?」「どうしたら早く治るの?」「練習はやっていいの?」
…こんな声をよく聞きます。

今回は、

  • ①オスグッドってどんな状態?
  • ②どうして起こるの?
  • ③痛みが出たときの対応
  • ④“休む”だけじゃ不十分な理由
  • ⑤早く復帰するために必要なこと

この5つに分けて、わかりやすく解説していきますね!


① オスグッドってどんな状態?

オスグッド・シュラッター病とは、膝の少し下にある「脛骨粗面(けいこつそめん)」という部分に痛みや腫れが出る症状です。
特に、サッカー・バスケ・野球・陸上など、走る・ジャンプ・蹴る動作が多い競技の選手に多く見られます

成長期は骨がぐんぐん伸びているため、筋肉や腱がそのスピードに追いつかず、筋肉の引っ張る力が骨に強く伝わってしまうことが原因で炎症が起きます。


② どうして起こるの?

原因をまとめると、こんな感じです👇

  • 成長期による骨の急成長
  • 太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の硬さ
  • 体の使い方のクセ(ジャンプ・着地・切り返しのフォーム)
  • ストレッチ不足・リカバリー不足
  • 過度な練習量や休養不足

つまり、「成長中+負荷が大きい動作+回復不足」というトリプルパンチが重なると、オスグッドになりやすいんです。


③ 痛みが出たときの対応

オスグッドは「骨折」ではないものの、放っておくと長引きます!
次のように対応するのがおすすめです。

  • 無理な練習はストップ(無理して続けると悪化します)
  • アイシングや軽い圧迫で炎症を落ち着かせる
  • ストレッチやフォーム改善で負担を減らす
  • 必要なら整形外科でレントゲンをとってもらうのも◎

ただし、「アイシングすればいい」という短絡的な処置だけでは根本解決にはなりません。


④ “休む”だけじゃ不十分な理由

一度痛みが落ち着いても、また同じ動きをすれば再発するリスクが高いのがオスグッドの厄介なところ。

つまり、
✅ 体の硬さ
✅ 姿勢の崩れ
✅ 筋力のアンバランス
✅ 着地・切り返し動作の癖

…これらを見直さずに「ただ休んで復帰」では、同じ痛みを繰り返してしまいます。


⑤ 早く復帰するために必要なこと

痛みの強い時期はまず安静が基本ですが、同時にこんなことに取り組むと復帰もスムーズになります👇

  • 太もも前の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチ
  • 股関節まわり・お尻の筋肉の柔軟性アップ
  • 体幹の安定性トレーニング(お腹やお尻)
  • ジャンプや着地のフォーム修正(指導者のサポートも重要)
  • アライメント(体の軸やバランス)のチェックと調整

当サロンluluでは、体の「整い具合」がパフォーマンスやケガ予防につながるという視点で、個別にサポートしています。


ケガで終わるか、整えて伸びるか。

「オスグッド」は成長期の通過点でもありますが、正しい対応ができるかどうかで、今後の競技人生に大きな差がつきます。
ジュニアアスリートの保護者の皆さん、ぜひ今の体の声に耳を傾けてあげてくださいね。


「治療希望!スポーツのパフォーマンスを上げたい!ケガを予防したい!そんなあなたへ ご予約はこちら」
予約する

「若手トレーナーのあなたへ お問い合わせはこちら」
相談する

いつも、ありがとーーーございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました