アスリートにACT(認知行動療法)のススメ 〜不安・興奮状態を整えるマインドフルネス&呼吸法〜

ジュニアアスリート

どーーーもーーー!

アスレティックトレーナー あたかゆうすけです。

今回は、アスリートが不安や興奮状態をコントロールする方法についてお話しします。
試合前に緊張しすぎたり、ミスを引きずったり、ナイター後に疲れているのに眠れなかったり…
そんな時に役立つのがACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)とマインドフルネスの考え方です。

「気合でなんとかしよう!」ではなく、心と体を整えるスキルを身につけて、安定したパフォーマンスを目指しましょう!


ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)とは?

ACTは、**「ネガティブな感情を無理に消そうとせず、そのまま受け入れて、自分の価値に沿った行動を選ぶ」**という心理療法です。

「不安になるのはダメだ!」と思うと、逆にプレッシャーが増してしまいます。
ACTでは、以下のような考え方をベースにします:

不安や緊張があるのは普通のこと → それを受け入れる
「どう考えるか」ではなく「どう行動するか」にフォーカスする
「自分がどうありたいか?」に基づいてプレーする


ACTをスポーツに取り入れるメリット

  • 試合前のプレッシャーや緊張に振り回されなくなる
  • スランプやミスを引きずらなくなる
  • 失敗を恐れずにチャレンジできる
  • 集中力を保ちやすくなる

不安や緊張を「無くそう」とするのではなく、「不安があってもプレーできる状態」を目指すのがポイントです。


マインドフルネスと呼吸法で不安・興奮をコントロール

ACTの効果を高めるために、マインドフルネス(今この瞬間に集中する技術)や呼吸法を組み合わせるのが効果的です。
以下で、具体的な方法を紹介します。


① 思考や感情を「ラベリング」する

不安や緊張を感じたときに、
「今、緊張しているな」
「負けたらどうしようと思っているな」
自分の思考や感情に名前をつけるだけで、気持ちが落ち着きます。

→ 「ラベリング」によって感情を客観視できるようになる。


「ミスをしたらどうしよう…」 → 「今、ミスを怖がっているな」とラベリング。
→ 感情に流されず、自分の価値(例:最後まで挑戦する)に従ったプレーができる。


② 試合前にできる「呼吸法」

試合前や試合中に緊張やプレッシャーを感じた時にオススメなのが**「4-7-8呼吸法」**です。

  1. 4秒間かけて鼻から息を吸う
  2. 7秒間息を止める
  3. 8秒間かけて口からゆっくり息を吐く

👉 ポイントは**「吐く時間を長くする」**こと。
副交感神経が優位になり、リラックス状態を作ることができます。


⚾ ピッチャーがマウンドで深呼吸してから投球する
⚽ キックオフ前に落ち着きを取り戻す
🏌️‍♂️ パター前に集中力を高める


③ ナイター後の興奮状態をリセットする「ボディスキャン法」

ナイター後に疲れているのに眠れない…
そんな時にオススメなのが**「ボディスキャン法」**です。

  1. 仰向けになって目を閉じる
  2. 頭から足先まで、体の感覚に意識を向ける
  3. 「頭 → 顔 → 首 → 肩 → 腕 → 背中 → 足」の順に、体の力を抜いていく

👉 ポイントは、「体の感覚を感じること」に集中すること。
→ 不安や思考から意識を離して、自然と眠りにつきやすくなります。


④ 不安や緊張を「手放す」練習

緊張や不安を感じたとき、無理に消そうとせずに「手放す」ことを意識します。

  • 「不安があるけど、そのままにしておこう」
  • 「緊張しているのは悪いことじゃない」


・「今、負けたらどうしよう」と思ったら →「あ、不安があるな。でもそれは普通のこと」と受け流す。
・「試合が怖い」と感じたら →「あ、怖いんだな。でも、チャレンジしてみよう」と受け入れる。

→ 感情を消そうとせず「あるがままに受け止める」ことで、プレーに集中できるようになります。


ACT+マインドフルネスで「ブレないメンタル」を作ろう!

ACTを取り入れることで、不安や緊張を「消す」のではなく、「受け入れて、行動する」ことができるようになります。
また、マインドフルネスや呼吸法を組み合わせることで、試合中や試合後のメンタルコントロールが格段に安定します。

「不安や緊張があってもベストなプレーができる」
そんな強いメンタルを作るために、ぜひ実践してみてください!

オススメ書籍はこちらです!

いつも、ありがとーーーございます!


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